アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎は、アレルゲンを吸入し、鼻や目の粘膜においてアレルギー反応が起こることで、鼻粘膜・目の結膜が腫脹、分泌物が増え、くしゃみ、鼻汁、鼻閉、目の掻痒感(かゆみ)などの症状を引き起こす疾患です。アレルゲンには、花粉(スギ、ヒノキなど)、ペット、家虫、ダニ、繊維などがあり。吸入性抗原であることが特徴です。

有病率約50%という驚異的な数字

スギ、ヒノキ花粉をはじめとした花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)を含む、アレルギー性鼻炎の有病率は明らかに増加しています。

(作図: 鼻アレルギー性診療ガイドライン2020 を参考)

2人に1人がアレルギー性鼻炎に悩まされている現状であり、国民病と言っても過言ではない状況です。

年齢について

次に年代別のスギ花粉症の有病率(2019年)を掲載します。驚くべきこととして、10〜19歳において約半数がスギ花粉症をすでに発症している状況です。

 

アレルゲンを調べたい方にView39アレルギー検査

アレルギー疾患ではアレルゲンを検索・把握することが大切です。特にアレルギー性鼻炎では、原因となる吸入性抗原を除去、回避することが重要になります。しかし、症状だけでは何が原因アレルゲンなのかわかりません。そこで当院では、Viewアレルギー39検査をご用意しています。(※要 血液検査。オンライン診療不可)View39検査では、アレルギーの原因となることが多い39項目のアレルゲンに対する特異的IgE抗体価を血液検査で調べることが可能です。

吸入抗原の推定に有用です。
結果は視覚的にもわかりすく、人気の検査です。蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、喘息、アレルギー体質の方、一度検査を受けられることをお勧めします。

当院での治療

当院では一人ひとりの症状に合わせて処方を行います。眠気の副作用が出る薬がありますので、丁寧に問診しそれぞれにあった薬を考えていきます。

【処方薬の比較(一例)】

抗ヒスタミン薬には相性もありますので、一つのものが効果が乏しい場合であっても、変更すると著明によくなることをよく経験します。

これまでの花粉症の薬が合わなかった方、初めての方は、まずはご相談ください。

点眼薬について

目がかゆい症状の、アレルギー性結膜炎を発症している方には、点眼薬がおすすめです。点眼薬を選択する上で

  1. コンタクトを常用しているか
  2. 1日4回点眼が行えているか

を考えます。点眼薬の多くは、防腐剤が含まれているため、コンタクトを外した上での点眼をする必要があります。しかし、実際は難しい方もいらっしゃるため、そのような方には防腐剤フリーの点眼薬をおすすめします。また、日中忙して1日4回の点眼が難しい人は、1日2回の点眼をおすすめします。まとめた表が下になります。

1日2回点眼が良い方は「アレジオンLX点眼液 0.1%」、コンタクトを常用する方で1日4回点眼でも気にならない方は「アレジオン点眼液 0.01%」、それ以外(コンタクトを使用しない、1日4回点眼)の方は、アレジオン以外の点眼液(例えば、パタノール点眼液)をおすすめします。

診療の詳細はこちらを参照ください。

予約について

3STEPで簡単予約できます

会員登録を済ませたあと、ご希望の診療メニューを選択し、問診票に回答して予約は完了です。予約、問診、決済まで当院指定のアプリ(CLINICS)で完結しますので大変便利です!またオンライン診療もこのアプリで可能です。予約、オンライン診療診療、処方箋の受取、オンライン服薬指導、配送先住所の登録など必要な機能がそろっております。

ご予約はアプリから24時間可能です。ご希望の診療を予約可能な日時から選択ください。

予約時に必要なもの

会員登録には保険証が必要です。またオンライン診療にはクレジットカード登録が必要です。お手元に準備をお願いします。

診療メニュー

予約可能な診療メニューです。(時期によって変動があります)

  • 内科外来(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、健診異常)
  • アレルギー外来(花粉症、View39)
  • 睡眠薬お薬外来
  • 予防接種
  • 発熱外来
  • メディカルダイエット
  • AGA外来

オンライン診療の案内

当院ではオンライン診療に対応しています。通院が大変な方も、大変便利なオンライン診療をご活用ください!

※内科外来の初診、予防接種はオンライン診療は不可です。内科外来の再診(かかりつけ)の方は、オンライン診療可能ですが、病状が安定していることが前提で医師の許可が必要です。

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