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脂肪冷却の診療案内ページです。※当治療は自費診療となります。

NANAIRO+ では医師が治療法を実際に試し、信頼している治療のみを患者さんに提供します。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 脂肪冷却よりご予約ください。

脂肪冷却とは?

脂肪冷却(クライオリポライシス Cryolipolysis)は、冷却技術を用いて気になる部位の皮下脂肪を減少させ、ボディラインを整える痩身医療です。これにより従来のダイエットや筋トレでは難しかった「部分痩せ」が実現可能となり、リバウンドの影響を受けにくいスリムな体に近づきます。脂肪冷却は、比較的新しい技術ですが、様々な論文でヒトへの治療有効性が確認され、かつ安全に配慮された痩身です。FDA(米国食品医薬品局)で2010年に承認されて以来、世界中で人気の痩身です。

このページでは脂肪冷却を検討中の方に向けてやさしく解説していきます。

脂肪冷却の特徴

脂肪冷却は、従来の脂肪を「燃やす」「溶かす」とは真逆の、「凍らす」アプローチで皮下脂肪を減少させる革新的な治療法です。1回の冷却治療で皮下脂肪を約10〜25%減少させます。脂肪細胞を自然死(アポトーシス)に導き、脂肪細胞の数自体を減少させるメカニズムであるため、治療効果は半永久的です。また、メスや麻酔を使わない非侵襲的治療であるため、傷跡や感染リスクがありません。

脂肪冷却の特徴(利点)を以下にまとめました。

  • 脂肪細胞の数自体を減らすので、治療効果が持続する
  • 治療完了部位は体重増加の影響を受けにくくなる
  • 1回の治療で皮下脂肪の厚みを10〜25%程度減らす
  • 1回からでも効果があるが、回数を重ねるごとに効果アップが期待できる
  • 非侵襲的治療のため、ダウンタイムがない

実際の動画

非侵襲的に皮下脂肪を減らすことができる脂肪冷却。どのような施術なのか理解するために、まずは実際の施術動画を御覧ください。

実際に試してみました!

専用のアプリケーターで脂肪を吸引しながら、強力に冷却します。10分くらいで感覚が麻痺し、後半は少し痛いくらい(我慢できる程度)でした。完了したら表面はキンキンに冷たくなっていました。

(凍結防止シートを用いて、表皮が凍傷に陥るリスクを予防します。)

是非試してほしい!

当院ではトライアル施術30分(後述)をご準備しており、30分の脂肪冷却でも十分に効果は実感できると思います。しかし、なないろクリニックでは、少しでも結果を出したい声にお応えして通常施術は60分(アゴは30分)を基本としています。

一般的には30-40分のところが多いです。

30分と60分の冷却の比較

赤みの比較画像です。60分のほうが赤みは若干強くなりますが、体感上は結構差がありました。(60分のほうが満足度高い)

30分と60分の比較スライドは↓

60分施術した場合の検証動画です。

両方比較した結果、通常施術を60分(通常の1.5〜2倍)に設定しました。

脂肪冷却の弱点ー体重は減らないー

1回の治療から効果が認められ、特定の部位の皮下脂肪を減少させる脂肪冷却。そんな脂肪冷却にも弱点があります。それは「体重は減らない」ということです。

脂肪冷却は体重減少を目的とした治療ではなく、ボディラインを整える痩身治療です。わかりやすい表現をすると「部分痩せ」(body sclupting)治療です。吸引し、冷却した部位に効果を発揮しますので、肥満が強いと冷却が必要な部位が多くなります。肥満度が強い人(目安 BMI 30以上)は、並行してダイエットを推奨します。なないろクリニックの「メディカルダイエット」をご検討ください。安全性を考慮し、効果のあるダイエットを追求しています。

その他の弱点、注意点

その他、注意点としては以下のようなものがあります。

  • 効果実感まで時間がかかる(通常、1〜2ヶ月)
  • 必要回数には個人差がある(1〜3回)
  • 治療時に冷たさや痛みを感じることがある
  • 体重が増えた場合、脂肪冷却の効果がマスク(相殺)される。
肥満があると効果がわかりにくくなります。

脂肪を減らす科学的データがある

脂肪冷却治療は皮下脂肪を10〜20%程度減少させる科学的根拠があります。

詳しいデータや外観変化は後ほど紹介します。

最大の特徴として、脂肪の厚みを減らし、その効果が持続することにあります。脂肪冷却治療は、脂肪細胞のアポトーシス(自然死)を誘発し、脂肪細胞の数自体を減少させます脂肪細胞は肥大することはあっても、数が増えることはありません。実際に長期的な効果が確認(後述)されています。これがむくみ解消をすることが主目的である痩身エステとは異なる重要なポイントです。

痩身エステのむくみ軽減効果は一時的です

自然なダイエットでは部分痩せは不可能

医学的には、一般的なダイエットでは部分痩せは非常に難しい(不可能)とされています。特定部位の脂肪を選択的に燃焼させることは出来ないからです。

脂肪細胞内にはトリグリセリド(中性脂肪)が蓄積されています。トリグリセリドはエネルギーとして活用されるので、脂肪細胞はエネルギータンクような存在です。わたしたちは、エネルギーが不足すると蓄えたトリグリセリドを分解し、エネルギーとして利用(燃焼)しますが、脂肪燃焼は全身に分布している体脂肪で行われるため、特定の部位の脂肪を燃やすことは不可能です。また、筋トレも同様で、負荷部位の筋肥大は生じますが、特定の部位の脂肪を落とすことはできません。

ダイエットしても体が引き締まらない、そんな人にとって脂肪冷却やHIFEMのような痩身医療は有力な選択肢になります。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 脂肪冷却よりご予約ください。

オススメの部位

腹部(下腹部)、臀部(おしり下)、二の腕、太ももが人気があります。まずは気になる部位を中心に施術することをオススメしています。

所要時間・回数

所要時間は1部位あたり60分(アゴ下のみ30分)と短いのが特徴です。2部位同時に行えて時短できるのも嬉しいポイントです。1回からでも効果はありますが(皮下脂肪を10〜20%減少)、重点的に治療したい部位や効果を高めたい場合には、複数回の施術を推奨しています。

治療間隔は最低4週間以上空けます。計3回の治療であれば、治療期間は3ヶ月程度で終えることができ、忙しい方でも受けられる痩身です。

脂肪冷却のメカニズム

脂肪細胞のみを凍結させ体外へ排出する

脂肪冷却は、脂肪細胞が皮膚や他の組織よりも凍結しやすい性質(脂肪は4℃で凍り始める)を利用します。専用のアプリケーターで吸引・冷却し、脂肪細胞のみを選択的に凍結させることで、脂肪細胞を自然死(アポトーシス)に導きます。自然死した細胞は代謝プロセスによって体外に排出され、脂肪細胞の数が減少します。

効果実感までの時間

脂肪細胞へのダメージは2週間ほどでピークに達し、1〜3ヶ月かけて徐々に脂肪細胞が減少します。体への負担は小さく、自然な形に仕上がります。個人差はありますが、早くて2ヶ月ほどで効果を実感できるようです。

脂肪冷却の効果、データついて

皮下脂肪を10〜20%程度減少させる

横断的にまとめた研究結果(システマティックレビュー)で、脂肪冷却治療による皮下脂肪の平均減少率を調査しました。皮下脂肪の平均減量率はキャリパー測定(実測)では14.7%〜28.5%で、超音波を用いた評価では 10.3〜25.5%でした。

ざっくりと、10〜25%くらいの減少と考えましょう。
10〜20%近く脂肪減少効果があるなんてすごい!

システマチックレビューとは、特定のテーマに対して、既存の文献を網羅的に検索し、厳格な基準で評価・分析・統合するエビデンスレベルの高いレビュー方法です。すなわち、質の高い複数の論文をまとめて検証し、より確かな結論を導き出すことを目的とした研究です。今回は「脂肪冷却の効果」を検証するという目的に対して、319の論文から厳選された19の論文がレビューに用いられ、科学的な脂肪減少効果が実証されています。

※出典:Ingargiola, Michael J. M.D.; Motakef, Saba M.D.; Chung, Michael T. M.D.; Vasconez, Henry C. M.D.; Sasaki, Gordon H. M.D.
Cryolipolysis for Fat Reduction and Body Contouring Safety and Efficacy of Current Treatment Paradigms.
Plastic and Reconstructive Surgery 135(6):p1581-1590, June 2015. | DOI: 10.1097/PRS.0000000000001236IF: 3.2 Q1

超音波検査等で実際の皮下脂肪の厚さを測定(実測)しているのがポイントです。写真による before/afterでは、 撮影方法が一定じゃなかったり、気持ち腹筋に力を入れたり、写真を加工したり…様々な方法で劇的な効果を見せかけることができます。脂肪冷却は科学的なデータのある痩身医療です。

※当院では、エコーや写真比較による評価は行っておりません。またモニター割引も行っていません。

追加治療の有効性

Pintoらの研究では、太ももの脂肪冷却を1回受けた患者の平均脂肪層減少率は19.7%でしたが、2回の治療を受けた患者では28.5%に上昇することがわかりました※。

出典:Pinto HR, Garcia-Cruz E, Melamed GE.. A study to evaluate the action of lipocryolysis. Cryo Letters. 2012;33:177–181

また、Shekらの研究においても、腹部のキャリパー測定値において、1回目の治療では-14.0%(p<0.001)、2回目の治療で-7.2%と有意な減少を得られています(p =0.020)

作用機序からも追加治療は有効と考えられ、それを支持するデータが複数あります。

気になる部位には複数回脂肪冷却しましょう!

出典:Shek SY, Chan NP, Chan HH.. Non-invasive cryolipolysis for body contouring in Chinese: A first commercial experience. Lasers Surg Med. 2012;44:125–130

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 脂肪冷却よりご予約ください。

ここからは実際の症例写真をベースにご紹介します。

症例紹介①ー食事運動療法後も残存する腹部の皮下脂肪ー

健康な50歳女性、食事運動療法を実施し改善したにも関わらず、下腹部の持続する過剰な皮下脂肪を訴え、クリニック受診。腹部の脂肪冷却治療を施行され、8週間の経過観察のため来院した。

(画像は出典より引用、「治療前」「8週間後」の文字を追加し改変しています)

この症例では、明らかに下腹部の皮下脂肪が薄くなりスリムなラインに変化してますね。

この方のように、食事運動量療法を行ってもなお、しぶとく残る皮下脂肪に悩まれる方は多くいらっしゃいます。このような皮下脂肪に対して脂肪冷却やHIFEMのような痩身医療はよい適応でしょう。

冒頭の動画で私(院長)が実際に試していたのも下腹部の脂肪冷却です。

満足度が高かったです!

出典:Karan Chopra, MD,a,b Kashyap K. Tadisina, BS,c and W. Grant Stevens, MD
Cryolipolysis in Aesthetic Plastic Surgery
Case report PMID: 25328574 PMCID: PMC4145676

症例紹介②ー治療3ヶ月後、および2回治療1ヶ月後の写真比較ー

1つ目、ベースラインと治療3ヶ月後の写真による比較です。

(A)ベースライン (B)治療3ヶ月後

こちらの症例では、腹囲が-6cm減少していました。次は、2回治療から1ヶ月経過後の写真比較です。2回治療をしている点が前の写真と異なります。

(A)ベースライン (B)2回治療の1ヶ月後

こちらの症例では、腹囲が-10.7 cm減少していました。

2回施術の効果が高いことがわかります

Ayaka Nishikawa , Yoshiyuki Aikawa
Quantitative Assessment of the Cryolipolysis Method for Body Contouring in Asian Patients
PMID: 34848988 PMCID: PMC8627241 DOI: 10.2147/CCID.S337487

論文紹介③ー二の腕と大腿内側ー

方法・患者背景

上腕または大腿内側に局在的な皮下脂肪を持つ20 人の女性に対して、脂肪冷却治療を施行。被験者はベースライン、3ヶ月、6ヶ月のフォローアップし評価。被験者の平均年齢は30.2歳、タイ人女性、平均BMIは21.15であった。

3ヵ月後と6ヵ月後の平均周囲径減少は、それぞれ0.41cmと0.72cmであり、それぞれ0.87%と1.52%の減少率であった。(統計学的有意差あり, p= 0.017)

3ヵ月後と6ヵ月後の平均周囲径減少

二の腕と大腿内側の臨床的改善を図1と図2に示す。

二の腕の変化

図1 ベースライン時、3ヵ月後、6ヵ月後の追跡調査における両腕の臨床的改善度

大腿内側の変化

図2 ベースライン時、3ヵ月後、6ヵ月後の追跡調査における大腿内側の臨床的改善度

太ってしまうと効果を実感できない

この研究では治療後6ヶ月後に結果に満足しない人では、満足している群と比べて体重が有意に増加していました。つまり、体重増加が脂肪冷却の効果実感をマスクし、不満が生じる可能性が示唆されました。

太ったら効果がわかりにくくなります

並行してダイエットしましょう!

出典:Rungsima Wanitphakdeedecha , Angkana Sathaworawong , Woraphong Manuskiatti
The efficacy of cryolipolysis treatment on arms and inner thighs
Lasers Med Sci. IF: 2.1Q22015 Nov;30(8):2165-9. doi: 10.1007/s10103-015-1781-y. Epub 2015 Jun 23.

URL:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4598345/

論文紹介④ー二重あごー

二重あご領域(中央+外側)で治療を受けた14人の参加者(女性12人、男性2人。平均年齢 50.5歳)、6週間後に2回目の治療を受け、治療後12週目に評価された。

この研究では「体重を変えないように生活習慣(食事・運動)はそのまま」を達成出来た人の治療前後を比較しています。(つまり、体重が増加したり、減少したりした人は除外。脂肪冷却の効果が正しく評価出来ないので。)

結果

デジタル写真によるレビューでは、治療前と治療後の画像の正しい識別率は81.0%(95%CI、65.9%-91.4%;P = 0.02)であった(42枚中34枚)。ノギスによる測定では、平均2.3mmの脂肪層の減少が示された。
3次元画像では、脂肪体積の平均4.82cm3(ー32.69cm3 〜 +3.85cm3)、皮膚表面積が1.29cm2(ー3.18cm2 〜 +0.99cm2)、脂肪厚が3.77 mm(-13.10mm 〜 +0.47mm)の減少であった。参加者アンケートの結果、13人の参加者(93%)が脂肪冷却治療に満足していることが示された。

見た目の変化もわかりやすいかと思いますが、いかがでしょうか?

満足度も高いですね。

出典:Eric F Bernstein, Jason D Bloom
Safety and Efficacy of Bilateral Submental Cryolipolysis With Quantified 3-Dimensional Imaging of Fat Reduction and Skin Tightening
JAMA Facial Plast Surg. 2017 Sep 1;19(5):350-357. doi: 10.1001/jamafacial.2017.0102.

論文の紹介は以上になります。脂肪冷却の効果が伝わったなら幸いです。

安全性について

主な副反応

脂肪冷却は脂肪細胞のみをターゲットするため、皮膚や周辺組織へのダメージは抑えられ、安全性に配慮された施術です。しかし、皮膚に直接施術をするため、刺激性の色素沈着を残してしまうような人、凍結防止液や吸引・冷却の刺激にひどく反応してしまうような人は不向きです。

肌が弱い人は不向きです

こちらの報告では、痛みは41.2%、紅斑 70.6%、知覚異常 70.6%、紫斑18%の頻度で認めています。

34回の治療における副作用の発生率

引用:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4598345/

実際の赤み・皮下出血(紫斑)の経過

脂肪冷却は、赤みは数時間、皮下出血(紫斑)は通常1週間程度で目立たなくなります。実際に試したときの、経過を共有いたします。

私が試したときの経過です!

二の腕の皮下出血の経過

二の腕のように吸引・冷却の範囲が狭いところだと吸引圧が強くかかるため、皮下出血を生じやすい(目立ちやすい)傾向があります。

こちらの経過も1週間程度で目立たなくなりましたが、アゴ下や二の腕など露出する部位の施術は紫斑(皮下出血痕)が目立つため、施術時期にご注意ください!

長袖を着る秋〜冬が良いかもしれません

極めて稀な副作用ー逆説的脂肪過形成ー

逆説的脂肪過形成(Paradoxical Adipose Hyperplasia: PAH)は、 治療によって逆に脂肪が増加し硬化するという、極めて稀に発生する副作用です。機器によって発生頻度は異なり、0.0033〜1%と報告によってバラツキがあります。

脂肪冷却を受けられない人

  • 皮膚疾患がある人(乾癬、アトピー、その他湿疹、感覚異常など含む)
  • 寒冷蕁麻疹のある方
  • クリオグロブリン血症、発作性寒冷ヘモグロビン尿症のある方
  • 妊娠中、またはその可能性がある方、近い内に妊娠の予定がある方
  • 抗凝固剤、抗血小板剤を内服中の方(禁忌ではございませんが、医師までご相談下さい)
  • 施術部位に手術を受けたばかりの人
  • 施術部位にヘルニア(臍ヘルニア、鼠径ヘルニアなど)がある人
  • その他、安全に施術するのが難しいと思われる方

脂肪冷却は非侵襲的な施術

脂肪冷却は、非侵襲的な治療ですので重大な合併症は起こりにくく、安全性に配慮された施術です。特にダウンタイムなどはなく、日常活動や仕事の制限はございません。ただし、肌が弱い方はかぶれや湿疹の恐れがありますので注意が必要です。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 脂肪冷却よりご予約ください。

治療の流れ

以下は、なないろクリニックでの治療の流れです。

①治療に関する動画の視聴

院長(私)が作成した動画を視聴いただきます。動画内で脂肪冷却について、その効果や副反応、リスク、禁忌事項、注意点等について改めて説明します。禁忌に該当無く、同意書にサインをいただければ、治療を受けれます。

②治療部位・必要カップ数の決定

実際に気になる部位にアプリケーターを当てながら必要カップ数を決定します。

③施術

通常の施術時間は1部位あたり約60分(アゴ下のみ30分)です。最大4箇所まで同時に施術することも可能です。治療中はゆったりとお過ごしください。

トライアルプランの紹介

まずは脂肪冷却を試してみたい、そのような方向けにトライアルプランをご用意しています。トライアルは30分間の施術となります。

※当日に回数契約を希望される方は30分→60分に延長するサービスを行っています。後ほど、料金のところで詳しく説明いたします。

④終了後はマッサージ

治療直後にご自身で治療部位をマッサージを行ってください。なお治療後にマッサージを加えることで1回の脂肪冷却の効果を高める可能性が示唆されており、ほぐれるまで積極的にマッサージを行います。(目安2〜3分)

凍った脂肪を壊すイメージで気持ち強めに揉みほぐすのが理想です。

出典:Boey GE, Wasilenchuk JL.. Enhanced clinical outcome with manual massage following cryolipolysis treatment: A 4-month study of safety and efficacy. Lasers Surg Med. 2014;46:20–26

強めがオススメです!

可能な限り、強めにもみほぐしましょう!

私が痛みに弱いのでこれが限界でした

⑤費用の支払い

現金/クレジットカード/銀行振込に対応しています。当日に施術した場合は、当日施術分および契約料金をあわせて、お支払いいただきます。料金の詳細は後述いたします。

費用について

美容クリニックとの比較

美容クリニックで施術される脂肪冷却は1カップあたり2〜5万で、1部位1〜4カップ使用し、3〜10万円程度になります。(カップが小さいため、複数使用前提が多い)

なないろクリニックの脂肪冷却では1カップあたり1万5千円〜のやさしい料金で提供しております。徹底的にコスト削減に励み、良い治療をやさしい料金で提供することを目指しています。

美容クリニックと比較すると、きらびやかな設備や美容の施術の種類、院内スタッフの数においては劣ります。なないろクリニックでは安全性に考慮しながら、やさしい料金で質の高い医療を目指しています。比較表を御覧ください。

治療部位について

  1. 腹部
  2. おしり下(バナナロール)〜太もも(後側)
  3. 二の腕
  4. 太もも(外側・内側)
  5. ウエスト
  6. あご下(正面・側面)

施術可能部位のイラストです。コチラから気になる部位を選んでいただきます。

費用について

1カップ都度払いの場合

施術希望部位や脂肪のつき方に応じて複数のアプリケーターから最適なものを合わせ選択していきます。小さいものから大きいものまで、その大きさに応じて料金を設定しています。

④のカップはとても大きく、男性の方でも下腹部を後半にカバーできるので1カップでの満足感は高いと思います。下のイメージ図は私が実際に試した際の画像です。

全体を冷却するとなると、2カップ以上必要になります。

回数契約の場合

契約カップ数が多くなるほど、1カップあたりの費用が低くなります。お腹周りをしっかり施術したい方、2部位以上施術したい方は回数契約が最適でしょう。

各カップの目安

概ね各部位2カップとお考えください。4カップだと2部位を1回施術、8カップなら2部位を2回施術もしくは4部位を1回施術可能とイメージ下さい。

こちらで最適なカップ数をご提案しますのでご安心ください。

お腹周りセットの実例

腹部(2カップ)+ウエスト(2カップ)を同時施術した症例写真です。

トライアルのご案内

「回数契約の前に、脂肪冷却を試してみたい!」…そのような方向けに、下腹部・1カップ限定にはなりますが、トライアルプランをご用意しています。ぜひこの機会に脂肪冷却をお試しください!

当日にトライアルを挟まずに契約する場合

「トライアル施術を受けなないと損?」と思われるかもしれません。そのような方に向けて、当日に回数契約を行いたい場合に損することなく施術開始できるように「回数契約の1カップ料金をトライアルプランと同じ料金に変更」するサービスを行っております。

その場合の料金表を掲載します。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 脂肪冷却よりご予約ください。

やさしい料金の理由

当院では、徹底的にコストを省いています。HPや資料などは院長のほぼ自作です。大々的な広告は打たず、広告費をかけません。カウンセラーを無くすことで、人件費も抑えています。やさしい医療を提供するために不要な中間コストを徹底的に削減することで、やさしい料金で患者に還元しています。

自費診療だけではなく、保険診療も行っているため料金を抑えることが可能です。

自由診療クリニックには真似できません

NANAIRO+

NANAIRO+(なないろプラス)は、なないろクリニックの自費診療です。

当院の方針、ポリシー

なないろクリニックでは、治療に関する情報提供を十分に行い、患者主体で決定いただきたく診療設計しています。

カンセリングセールスは行いません

世間的な美容業界では、カウンセリングという名目で、カウンセラーと2人で個室で契約するという形式をとります。長時間説明を受けるうちに疲れてしまい、思考麻痺に陥り高額な治療費を契約してしまったという事態が発生しています。

当院ではカウンセリングセールスはいたしません。医療ローンも組ませません。無理のない範囲で医療を受けていただきたいと考えています。

モニター募集・写真撮影は行いません

なないろクリニックでは、美容業界が行うようなモニター制度や写真撮影も行いません。モニターは患者さんを宣材としての利用するのと引き換えに多少の割引をする制度です。モニター制度は、なないろクリニックが目指す「やさしい医療」とはかけ離れるものと考えています。(治療前の状態の写真記録は撮らせていただく場合がございます。)

脂肪冷却を受けられない人

以下に該当する人は施術を受けることができません。

  • 妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方
  • 18歳未満または高校生以下の方
  • 寒冷蕁麻疹、寒冷血色素尿症、レイノー病などの寒冷関連疾患の既往がある方
  • 6〜12か月以内に脂肪吸引を受けた方(皮膚が硬化している場合は施術不可)
  • 施術部位にヘルニア、手術痕、皮膚硬化がある方
  • 皮膚の刺激性のアレルギーが出る方
  • 皮膚の創傷がある方、湿疹、皮膚炎、皮膚感覚異常がある方
  • 出血性疾患や、抗凝固薬、抗血小板薬を内服している方
  • その他、医師の判断により施術が困難と判断された方

その他、治療を受ける際の注意事項も複数項目ございます。治療を受けられる際に、説明いたしますので、ご安心ください。

予約について

CLINICSアプリより希望日時を複数選択いただきリクエスト予約していただきます。翌営業日に予約日時を確認し、クリニックが承認すれば予約成立です。その日の混雑具合によっては、施術をお受けできない可能性もあるため、即時予約ではなくリクエスト予約という形式を取っています。

初回受付時間は11:00- 12:30、15:30 – 17:30です。

当日の流れについて

  1. 来院
  2. 動画視聴(10分ほど)
  3. 同意書・問診票記入
  4. 施術
  5. 回数契約(希望者)
  6. 支払い

の流れです。リクエスト予約を行って、当院が承認した時間にご来院ください。初日は90-120分ほど時間をお見積りください。2回目以降は施術時間(60分)+αで70-80分程度かかります。

よくあるご質問

日常生活に制限はありますか?

 ダウンタイムはございませんので、日常生活に特に制限はありません。脂肪冷却は非侵襲的な施術で、メスや麻酔は使用しない安全性に配慮された施術です。

回数に上限はありますか?

特に上限はございません。脂肪冷却は1回から治療効果がありますが、複数回することで追加効果が確認されています。追加治療は最低4週間以上の間隔を空ける必要がございます。

どういう人に適していますか?

特定部位の脂肪を減らしたい人が適しています。ダイエットをしても気になる皮下脂肪がある人にも適しています。

他の痩身医療には何がありますか?

皮下脂肪を減少させる侵襲的な治療、外科的な手術としての「脂肪吸引術」、非侵襲的治療として「HIFEM」、注射治療として「脂肪融解注射」があります。当院では「HIFEM」を取り扱っています。

脂肪吸引の合併症リスクについて

脂肪吸引術においては、侵襲的な手術になりますので、麻酔による合併症、感染症のリスクがあります。さらには極稀な合併症として死亡を含む重大なリスクが避けられません。Fischerらの報告※によると、脂肪吸引は創傷合併症の発生率は6.3%、30日以内の重大な罹患率は6.8%と言われています。

※出典:Fischer JP, Wes AM, Serletti JM, Kovach SJ.. Complications in body contouring procedures: An analysis of 1797 patients from the 2005 to 2010 American College of Surgeons National Surgical Quality Improvement Program databases. Plast Reconstr Surg. 2013;132:1411–1420

HIFEMは肌が弱い人も可能

脂肪冷却はかぶれやすい人、肌の刺激に極端に弱い人には不向きです。当院で提供している痩身医療のひとつ、HIFEMは皮膚が弱い方にも施術できます。院長イチオシの痩身なのでこちらもご検討ください。

所要時間について教えて下さい

所要時間は1部位あたり60分(アゴ下のみ30分)です。初診は動画視聴、同意書、施術などで90〜120分ほど所要時間がかかります。時間に余裕を持ってご予約下さい。2回目以降は、施術のみになりますので70-80分程度です。

治療後、すぐに効果は見られますか?

速効性の効果はございません。脂肪細胞は治療後1〜 3ヶ月かけて徐々に排出されるため、2ヶ月頃から効果が発現し始め、最終的な結果は3~4ヶ月後に最も顕著に現れます。

脂肪冷却で体重は減りますか?

体重減少効果は期待できません。脂肪冷却はボディラインを整えるための施術です。

ダイエットはしなくてよいですか?

体重増加によって、痩身効果が打ち消される可能性があるので、効果を実感するためには太らないことも大切です。ダイエットの必要性は個人によりますが、BMI 25を超えるような人、痩せる必要性を感じている人はダイエットを並行して行いましょう。当院では「メディカルダイエット」の自費診療も行っています。

支払い方法は何がありますか?

現金、クレジットカード、IC、QR決済対応していますが、4回以上のコース契約は、現金/クレジットカード/銀行振込のお支払いとさせていただいてます。

発生する費用を教えて下さい

都度払いであれば、使用したカップの料金が発生します。トライアル治療のみの場合は15,000円です。本格的に治療を行いたい方は、回数契約をご検討ください。コース契約料金は、治療前にお支払いいただく必要がございます。

予約方法を教えて下さい

リクエスト予約となっています。CLINICSアプリより予約をお願いします。

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