InBodyは医療用に用いられる体成分分析装置
InBodyは医療用に用いられる体成分分析装置です。家庭用の体組成計とは異なり、年齢や性別で補正しないため、正確な測定が可能です。当院ではInBodyによる体組成診断を行っています。
紹介動画
このページでの概要をまとめた動画を作成しました。
15秒で筋肉量・脂肪量を測定!
15秒と短い測定時間で気軽に測定できます。
体成分分析について
体重を構成している体成分の測定結果を提供します。InBody270は4区画モデルに基づいて体成分を分析します。4区画モデルというのは、人体の構成成分を体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の4つに区分する理論です。
筋肉・脂肪
筋肉・脂肪の欄では、体重に対する筋肉と体脂肪の均衡が分かります。表にある100%は測定者の体格(身長)から算出した理想体重を基準とした理想値を意味します。数値は各項目の測定値を示します。棒グラフは各項目の理想値に対する比率を意味します。
IDCアルファベット体型分類
下記のように棒グラフの先端を線で結び、その形からI・D・Cの体型に大まかに分類することで、容易に評価が可能です。
I型 標準体重健康型
体重に対する筋肉・脂肪の均衡が取れています。筋肉量を更に増やすことで理想的な体になります。
D型 標準体重強靭型
筋肉量が多く体脂肪量が少ないアスリートに見られる型です。すでに理想的な体型ですのでこの体型を維持するように頑張りましょう。
C型 標準体重肥満型
体脂肪が多く、筋肉量が少ない肥満型で現代人に多く認めます。運動不足の現代人に多く見られ、まずは普通型(I 型)を目指す必要があります。
内臓脂肪レベルも評価できます
InBodyではメタボリックシンドロームで重要となる内蔵脂肪レベルを測定できます。
内臓脂肪レベルが10以上となると、内臓脂肪の断面積100cm2以上を示唆し、内臓脂肪型肥満と診断されます。
ウエスト周囲長(男性 85cm以上、女性90cm以上)は内臓脂肪面積100cm2と相関するため、メタボ健診では腹囲を測定します。
実際の体成分分析レポート
実際のInBody結果用紙です。身長に対して標準的な筋肉量を下回り、体脂肪が標準を上回り、C型の体組成バランスをしています。
C型はメディカルダイエットのよい適応ですね。体組成バランスを評価することは治療に必須です。
肥満指標
体重と身長を利用したBMIだけでは肥満度の判定に限界がありますが、BMIと体脂肪率の比較から体型や肥満度を把握することができます。
BMIは標準だが、実際は肥満体型(隠れ肥満)
低筋肉型肥満(やせ型肥満)体型の女性BMIは21.0kg/㎡の標準で見た目としては普通の体型ですが、体脂肪率は33%で標準より高いため実際は肥満体型です。
BMIは高いが、実際は筋肉質(肥満ではありません)
筋肉型体型の男性,BMIは30.0kg/㎡の標準以上で見た目の体格は大きいですが、体脂肪率は15%の標準であるため実際は筋肉質な体型です。
対象者にはInBody 無料で測定ご案内しています
InBody いかがでしたか?太っているとわかっていても、
脂肪が標準よりも◯kg余分についている
とデータで示されると結構ショックです…
内科(肥満外来、生活習慣病)で受診の方は初診時に無料で測定可能です。またメディカルダイエットの方は、回数無制限で無料で測定しています。
下図のように時系列で体重の推移が見れるとモチベーションが上がりますね。