内科

福岡市天神の風邪・発熱外来、開設時間・検査方法・費用等について。

発熱外来について

福岡市中央区天神にて発熱外来を開設しています。

予約不要ですが、混雑緩和のため事前予約をおすすめしています。

注意

抗菌薬を頑なに希望する方がごく稀にいらっしゃいます。ウイルス性の風邪の場合、抗菌薬(クラリスなど)は無効です。むしろ、アレルギー(薬疹、アナフィラキシー)などで不利益を被ることがございます。必要があると医師が判断すれば処方いたします。

抗菌薬が不足している昨今、本当に必要な人に処方したいと考えています。「抗菌薬が欲しい」が主訴の人は他院を受診してください。

開設時間

休診日(木・日・祝)を除き、19時まで開設しています。(最終受付 前半13時30分、後半18時30分)

土曜後半は予約者がいない場合は、受付を終了をする場合がございます。

※2024年8月〜、土曜後半は院内処方の体制を整えました

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 発熱外来よりご予約ください

検査・費用について

風邪を疑う場合、基本的には全例にインフル・コロナ抗原検査を行います。なお、周囲の状況からどちらかが非常に疑わしい場合は、単独抗原に変更します。検査について希望がある方は事前に問診票でお伝え下さい。

3割負担での検査費用の目安です。(検査費用以外にも費用が発生します)

検査項目 検査費用(目安)
コロナインフル同時 675円
コロナ単独 450円
インフル単独 400円
溶連菌抗原 360円
マイコプラズマ抗原 540円
百日咳(準備中) 1380円
コロナ核酸検出(準備中) 2100円

初診料や核酸検出検査、処方の有無、受診時間帯などで変動はありますが、トータルでの支払いは。おおよそ2000円〜3000円の自己負担で、核酸検出検査までを行うと4000〜5000円くらいの負担です。例えば、診察料や処方箋料などを含めたトータルの費用はコロナインフル同時抗原の場合、2400円ほどとなります。

☆コロナ禍以降、1年を通してインフルエンザ患者が発生しています。したがって、夏季シーズンでも、インフルエンザも検査実施しています。

予約のご案内

風邪・発熱外来は予約は不要ですが、風邪症状があるにも関わらず、誤って内科等の予約をされる方がいらっしゃいます。風邪症状は、ハナ(鼻汁・鼻詰まり)、ノド(咽頭痛・イガイガ感)、セキ(咳、痰)、発熱・倦怠感などの症状の総称です。発症初期はこれらの症状の一つしか出現していないことがあります。発熱がない場合であっても、風邪症状がある場合は必ず診療メニュー > 発熱外来でご予約ください。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 発熱外来よりご予約ください

「発熱がないから」、「咳だけだから」等の考えで「コロナではない」と自己判断される方がいらっしゃいますが…

「発熱がないからコロナではない」は間違いです。

マスク着用のうえ受診をお願いします

コロナウイルス感染症は既知の通り感染力が強く、重症化するリスクのある感染症です。基礎疾患のある内科患者さん・職員を感染から守るため、施設管理者としてマスクの着用を要請しています。飛沫を抑えるためマスクは有用です。マスク着用ができない方は別室への案内を行います。そのような感染対策にご協力いただけない場合は診療を施設管理者として診察をお断りする場合がございます。

お持ちでない方・忘れた方はお渡ししますので、お気軽にお申し付けください。

感染対策にご協力のほど何卒よろしくお願いします。

風邪の経過

風邪は、発症後2〜3日でピークを迎え、7〜10日経過すると症状が軽快します。原因ウイルスによって症状や罹病期間に違いはありますが、基本的な経過は同じです。これらの主症状(ハナ・ノド・セキ)は、すぐには出揃いません経過後の発症初期には発熱・倦怠感・頭痛・喉の違和感などの症状のみの場合もあり、次第にハナ・セキの症状が出現していきます。特に初期は喉の違和感のみ場合もあり、発熱を伴わない場合も多いです。(鼻の奥(鼻咽頭)で感染が成立するので風邪初期に喉の症状(違和感、ガラガラ、痛み)が生じることが多い)

 

(引用 https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO54877570X20C20A1000000/ )

風邪症状について詳しく知りたい方は、こちらもご参照ください。

治療の基本は安静療養

治療の基本は安静療養・栄養補給になります。喉の痛み、咳、頭痛などのつらい風邪症状を緩和する対症療法を行いながら、自然経過によって治癒します。風邪の原因のほとんどはウイルスであるため、抗菌薬(細菌をやっつける)は不要です。

当院では重症化リスクがあると判断した方にのみ抗ウイルス薬を処方します

前述の通り、コロナウイルスによる風邪症状は、自然経過で治癒します。重症化リスクを予防する薬も開発されておりますが、適応患者さんが限られます。したがって、重症化リスクがあると医師が判断した方に限り、抗ウイルス薬を処方します。(流通の関係から、ラゲブリオの処方機会が多い)

ただし、保険適応でも数万円する薬なので希望される方は、今はほぼいません。

処方箋は発行可能ですが、在庫のある調剤薬局はかなり限られると思います。

また当院はゾコーバは処方いたしておりませんので、予めご了承ください。

発熱外来の事前予約のお願い

予約はアプリ予約をおすすめしています。電話での予約受付も可能です。

下記リンクからアプリをダウンロードし、診療メニュー > 発熱外来よりご予約ください